2014年 10月 13日 ( 1 )

昨日からの続きです。

健やかな日々を送るために一番必要なものってなんだろう?
単に身体の健康だろうか?
身体が健康であれば、それに越したことはないけど、
身体が完璧に健康でなければ健やかな日々は送れないのだろうか?
いや、そうではないでしょ。

昨日のリサーチの元になったのは、
『子供の健全な成長に大切なのは、
手作り料理よりも、家庭で過ごす質の高い時間なのではないか?』
という仮説でした。
論点は質の高い暮らし=クオリティライフです。

それでは引き続き10月の献立番外編です。
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ねぎま風塩焼き鳥
鶏つくね
マカロニサラダ

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ネギを乗せ忘れたので、つくね再び
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豚そぼろ弁当
(青梗菜のナムル・炒り卵・塩枝豆・紅ショウガ)
マカロニサラダ

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イタリアンソーセージとピーマンのマサラワインソース
茹でブロッコリーのヨーグルト味噌ディップ
レッドグレープ
マスカットマト
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自家製生パン粉のヒレカツ
大根とワカメの味噌汁


アメリカでは良く耳にする言葉で、私も好きな言葉に、
『クオリティライフ』というのが有ります。
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例えば王様が病気や怪我をして動物病院に連れて行った時、
症状を最速で緩和させたければ、
絶対安静、お散歩禁止、絶食など厳しい規制が必要なわけだけれど、
そういうことを無条件で即座に指示するドクターはちょっとね。
緊急かつ命に直接関わる症状で無い限り、多少治りは遅くても、
クオリティライフを維持しながら治療する方が、
長期的には良い結果が出る。
あまり神経質にならず、遊びや散歩や食事を楽しみつつ、健康回復を目指す。
そんな考え方が私にはしっくり来ます。

食に話を戻します。

仕事に追われ、平日は猛烈に忙しいとある人の場合。。。
家族には健康的な食事をさせければ!
と強迫観念に駆られながら、鬼の形相でキッチンに立つ。
家族はテーブルに食事が並ぶまでの間、
その必死の姿を横目で眺めて過ごす。
ようやく食事の準備が出来上がった頃には、
大人は疲れ果て、笑顔も忘れがちで、
心は食後にエンドレスで続く家事の事を考えている。

一方、同じように平日は猛烈に忙しいもう一人は、
仕事帰りのデリで、出来るだけヘルシーなメニューを選んで、
テイクアウトして帰宅。
家族と今日一日の出来事を話しながら、
テーブルセッティングをして席に着く。
家族のために今日のメニューをどんな理由で選んだのか、
例えば今日は寒いから温かいスープを とか
明日はスポーツの試合の日だから元気の出るお肉を とか
そんなことを話題にしながら、ゆっくり食事を済ませる。
後片付けはお皿を数枚とフォーク程度。
洗濯機を回しながら、ひと時でも家族とくつろぎの時間が持てる。

どちらの環境に居るのが、健やかな毎日なのだろうか?
鬼気迫るストレスフルな雰囲気の中で手作りの食事をするのか、
皆んなでおしゃべりしながら和やかにデリのテイクアウトを食べるのか。
どちらの生活がクオリティライフなのだろうか?
このリサーチ結果は、栄養が満ち足りることと、
心が満ち足りることの意味を、
私に問いかけて来るのです。

私は手作り食の大切さを強く信じているけれど、
それだけでは無いことも忘れないでいようと思う。
直ぐに答えを出そうとするのではなく、
常に考え続けること、常に疑問を持ち続けること、
そういうことが必要なんだな。

女性の社会進出。
乗り越えなければならないハードルの一つに
意識改革というのが有る。
理想を追求するあまり、心が置いてきぼりになるのは悲しい。
本来人はゆっくりしか進めない、だけど必ず進める。
そんなこと。


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