死者の日にはメキシコ料理を@El Farolito

金曜日のハロウィン。
子供達にとっては楽しみな日だったはずなのに…雨。
可哀想なことに、いよいよTrick or Treatも佳境に入る夕暮れに、
激しい雨が降り出してしまいました。
我が家が用意したキャンディーも売れ残り。
これ、どうすんの?
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そんな金曜日の遅いランチ。
お気に入りのメキシカンレストランに行ってきました。
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El Rarolito

それはこんなイイ感じの外見の40年続く家族経営のレストランです。
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薄暗い店内で、できるだけ明るい部分を選んで撮影してみました。
壁にかかった額縁には蜘蛛の巣、
あちこちに陽気なガイコツちゃん達。
ハロウィンと言うより、日本のお盆に酷似したメキシコの死者の日。
私はアートの学生としてプリコロンビアン〜メキシカンアートを学び、
Day of the Deadの風習にも、敬意を抱いているので、
やっぱり今日は食べなきゃね、メキシコ料理。
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トルティーヤチップス&サルサ

座った途端に有無を言わさず出てくる、
トルティーヤチップス&サルサ。
トルティーヤチップスは揚げたてアツアツ。
ライム入りメキシカンビア。
テーブルクロスには蜘蛛がゾロゾロ。
バーテンダーのシャツの色はカボチャ色。
完璧!
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HUEVOS CON CHORIZO

これは私の大好物、
チョリソソーセージの入ったスクランブルエッグ。
わたしはこれに必ずジャガイモを入れてもらいます。

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ENCHILADAS VERDES

エンチェラーダのベルデソース。
ベルデソースって言うのは緑のトマティヨという、
トマトとナスとホウズキのコラボみたいな野菜で作ったソースで、
私は、好き好き大好き。

どちらもトマトで煮込んだご飯が添えられているでしょ?
実は本来この半量はリフライドビーンズと呼ばれる豆料理であるべき。
…なんだけど、苦手なの。
味が嫌なんじゃなくて、食べたら必ず酷い胸焼けがーーー!
私がそんなことになるのは、世界のあらゆる料理の中で今のところ二つだけ。
一つがこのメキシコの豆料理で、
もう一つが霜降りの牛刺し。

私がブログで頻繁に お外ごはんを紹介しないのは、
私が大好きで物凄く美味しいものを、
正しく紹介する自信が無いから。
今回の写真もやっぱり見た目悪いよね?
お皿の面積一杯に目一杯、これでもかっ!と盛り付けられたお料理は、
ピクチャーパーフェクトでは無いのよねー ~_~;
色も全体的に同系色グラデ的な・・・・
この写真を見て、うまそうだーーと思うのは、
実際に食べたことの有る人だけだと思うもん。
好きなものを正しく伝えられないことは本当に悲しいね。
伝えることが難しい反面、
見たことも聞いたことも無いお料理の味を想像したり、
ましてや美味しそう!と思うことも同じように難しいししね。

メキシコにルーツを持たない人であっても、
カリフォルニアで生まれ育った多くの人が、
メキシコ料理を お袋の味、ソウルフードだと言います。
それぐらい生活に馴染んで、どこの家庭でも作られている他国の料理。
日本で例えるなら、お母さんの作るシュウマイが一番好き、みたいな。

書き出したらどツボにハマるのが分かっているので書かないけれど、
カリフォルニアでのメキシコからの移民問題は、とても微妙。
様々な立場の人が様々な視点から意見を持っているのは当然だし、
歴史を学べば学ぶほど、更に頭が混乱してくる問題です。
このような民族的な問題に直面した時、
私のような部外者はどう考えるべきか?
私は割とシンプルな基準を持っていて、それが何処の誰であれ、
労を惜しまず働く人には敬意を払い信頼を寄せる方針です。
額に汗して、自分の手を汚して働く人を私は信じることにしています。
理屈も、権利の主張も、感情論も、権力も腕力も、
黙々と身体を動かす姿の横にあっては、
色褪せて見える。

メキシカンレストラン El Farolito
メキシコからの移民家族が、長い長い努力と地道な労働の末、
力を合わせて一家のお母さんの夢を形にした愛すべきレストランです。
ウェブサイトはこちら


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