アンチエイジング混ぜ寿司


今日のランチは、家に有る材料だけで作った混ぜ寿司でした。

昨晩、変なテレビを見ちゃって。。。
料理番組でも無いのに、美味しそうなお寿司のオンパレード。
一緒に見ていたバーテンダーは、
ウーッとかヒーッとかクウーッとか、
言葉にならない音を連発。
分かるよ、私も食べたいよ。お寿司。
画面に映し出された江戸前寿しを求めて、
この辺りの日本食レストランを巡ってみても、
虚しいだけなのは知ってる。
私は密かにテレビを見ながら頭の中の冷蔵庫や戸棚を開けてみる。
あっ!混ぜ寿司なら行けそう。
取り敢えず今夜は干し椎茸を水で戻しておこう。
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朝一番で桂剥きから千切りにした大根を干す。
生の大根でも一時間くらい強い天日で干すか、扇風機で風通しすると、
半生の切り干し大根になります。
これなら煮付けてもおでんの大根のようにならず、
コリコリの食感が得られます。
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油揚げの湯通し。
小さいおあげ一枚ぐらいなら、こうやって菜箸に突き刺して、
そのまま熱湯をかければ、ザル要らず。
火傷注意ね。
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半干し大根、人参、干ししいたけ、油揚げ、芽ヒジキ、
枝豆を茹でて薄皮まで除いたもの、蓮根の酢漬け。
何にも無いけど有るもの全部出して、これで行くよ!

ところで、私がこうやって食材を一度全部お皿に並べるのは、
ブログ用の写真を撮るためにあらず。
これは目視確認。
色、栄養価、分量のバランスを目で見て確認、
味付けの塩梅や、盛り付けのイメージを決定する行程です。
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蓮根の酢漬け以外の全ての具材を甘辛く煮付ける。
枝豆は日を止めてから混ぜないと色が綺麗に出ないよ。
煮汁は完全に飛ばしてしまわないで、少し残します。
隣でご飯が炊けつつあります♪
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炊けた〜 ^_^
私は常にご飯は土鍋炊き。今日は昆布で炊きました。
私が使っているお米は、日本から輸入してるブランド米なんかじゃなくて、
カリフォルニアで一生懸命作ってくれている安いお米。
だって嬉しいじゃない?
近くで誰かが日本のお米を作ってくれているんだよ。
土鍋で炊けばどんなお米も美味しく炊けます。
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炊き上がったご飯の蒸らしは8分厳守。
それ以上だとお米が味を吸収しなくなるんですと。
合わせておいた寿司酢を回しかけ、
馴染んだら酢蓮根と煮付けておいた具材を煮汁ごと混ぜ込みます。
今日はドドンと飯台ごと食卓に出したいので、
周りについたご飯粒を綺麗に拭っておきます。
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濡れ布巾をかけて休ませて、味をなじませておきます。
朝から一向にキッチンから出ようとしない私を怪しんで、
王様が偵察に来たよ。
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寿司は休んでも私は休まず。
錦糸卵と海老の甘酢漬けを準備。
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出来たよー❗️❗️

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本日使用した鍋の数々。要した時間は3時間。
これだけ使って出来たのは飯台一杯の混ぜ寿司だけ。
どう思う?
もっと有効なエネルギーや時間の使い方が有るのかも。

長く生きるってことは、失うものが多くなるってことだよね。
これはもう、どうポジティブに考えても現実。
失うものが、若さやくびれたウエストや肌のハリ程度なら、
鼻で笑ってやり過ごせるけど、
二度と戻らないかけがえの無いもの、時間、人、チャンス。
そういうものを失うのは人の心を叩きのめすね。

本当のアンチエイジングっていうのは、
そういう逃げられない悲しみに叩きのめされない、
もし叩きのめされても、もう一度立ち上がるための、
しなやかさや、柔軟さや、知恵を蓄えることだと、
私は思う。

少なくとも私のキッチンでは、
あれがない、これが欲しい、これが有ったら…は止めよう。
食べたいもの作りたいものが有るのなら、
無いものを数え上げずに、今有るもので立ち向かおう。

午前中いっぱいを使って、私が得たものは、
美味しい混ぜ寿司、バーテンダーの嬉しそうな顔、
そしてささやかだけど、自分自身への信頼。
あんたなら、何がなくても工夫して、そこそこ美味しいものは作れる。
キッチンは、私のアンチエイジングトレーニングジム。
今日の混ぜ寿司はアンチエイジング混ぜ寿司
やっぱり、いい時間の使い方だったと思うよ。

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デザートは、珈琲ゼリー ア・ラ・モードでした。





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by somsom025 | 2014-07-30 07:34 |